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子どもの歯科矯正を進める上で、発音の発達は歯並びと同じくらい大切なことです。
日本語は母音(アイウエオ)とそれ以外の子音でできています。
吐く息が声帯を通り、発音が作られます。この作る部位を構音器官、音を構音といいます。
子どもの構音の発達は、母音の完成が3歳、子音の完成が5~7歳と言われています。
比較的早い時期に獲得できる音としては、ワ行、マ行、ナ行、パ・バ行などがあげられます。
よくサ・ザ行やツ・ヅ、ラ行などが言いにくい子どもがいますが、これらは後期のほうで獲得するので長い目で見ていけば大丈夫です。
構音訓練はひとりひとり期間などは異なりますので、「友達はできているのにうちの子だけできないのはなぜだろう」など、劣等感を持つ必要はありません。
唇や舌の動きは、食事のときに口や舌をどのように使っているかによってトレーニングもできます。
子どものうちは個人差も大きいので発音・構音に関して気になることがあれば早めにご相談されるといいと思います。
最近ダイエットなどが流行りオーガニックな食品などが増えています。
それに伴い飲み物や食べ物に気をつけようという意識が高まる中、『機能性食品』という食品が多く目につくようになりました。
機能性とは「食品が健康の維持及び促進に役立つ機能が期待できるということ」です。
つまり、脂肪の吸収をおだやかにする、おなかの調子を整えるなどというものです。
なので、病気の治療を謳ったものはいけません。また、薬との相互作用についても確認が必要となります。
【サプリメント・機能性食品の分類】
名称 | 機能性表示 | 届出・許可 | 病気の治療 |
特定保健用食品(トクホ) | ○ | 国が審査 | × |
機能性表示食品 | ○ | 届出のみ | × |
栄養機能食品(ビタミン・ミネラル) | ○ | 不要 | × |
栄養補助食品・健康補助食品 | 不可 | なし | × |
血糖値が高いというのは糖尿病になりますが、台東区では40歳から75歳未満の区民の4人に1人が有病者または予備群であると推計されています。(区役所調べ)
子どもの数なども含めると非常に高い数値であるともいえますね。
そもそも糖尿病は血液中のブドウ糖の濃度が上がり下がらなくなってしまう病気です。
血糖値を下げる膵臓から出るインスリンというホルモン物質の量が不足したり、働きが悪くなることが原因とされています。
自己免疫が原因のⅠ型糖尿病と、過食や運動不足、ストレスなど生活習慣や遺伝などが原因のⅡ型糖尿病とがあります。
健康診断で空腹時血糖値やHbA1cの値で判断します。
空腹時血糖値 【正常~109mg/dl】
HbA1c 【正常~5.5%】
さて、なぜ糖尿病が歯科で関連があるかというと血糖値が高い方で歯科治療をしないでいると歯周病が進行してしまう可能性があるからです。
主に糖尿病で合併症と知られているのは目、腎臓、神経障害ですが、日常食事を行う歯のケアもしないと歯周病で歯がぐらつき食事のコントロールもできなくなります。
歯周病と糖尿病の関連性
①歯周病菌がインスリンの働きを妨げる物質を作る
②体の抵抗力が弱まるため感染しやすくなる。
③唾液分泌の低下
糖尿病が原因で場合によっては抜歯や歯科治療が困難になったり、治癒不全になったりもしますので、早めの受診を心がけましょう。
矯正治療とはどんなことでしょう?
どんな種類があるのか、費用はどれくらいなのか、痛くないのだろうか・・・
色々なことを考えますよね。
とくに気になるのがどのくらい綺麗な歯並びになるんだろう、と期待が膨らみます。
今まで矯正治療といえばブラケットという器具を歯の表面につけて行う矯正治療が一般的でした。
特徴としては確実に歯をひっぱったり、押したりできるので自由に移動がさせやすいという利点があります。
しかし、矯正後の歯並びがどんな感じなのかが全く分からないという欠点がありました。
見えない矯正として注目されているのがマウスピース矯正です。
種類がいくつかありますが、いずれもマウスピースなので他人から矯正治療していることを知られないという利点があります。
また、矯正治療後の状態がシミュレーションで分かるというのも大きな利点といえます。
(※イメージです)
治療後にどんな感じになるのかというのは誰でも気になりますよね。
ちょっとだけ歯を動かしたい人も検査をすればどこまで歯が動いてくれるのかが分かります。
費用は矯正治療でも数万円からできる矯正治療になりますので、ご相談ください。