▼インプラント治療
|インプラント治療
インプラントは虫歯や歯周病で歯を抜いたところにかわって咬み合わせや見た目を回復する治療法です。
歯を失ってしまうと歯並びが変わることはもちろん、咬み合わせや顔の形が崩れてしまい見た目・生活にも支障をきたします。
永久歯になると一度歯を抜いてしまうと新しい歯が生えることはありませんのでインプラントやブリッジなどで補う必要があります。
インプラント治療は50年ほど前から行われている治療法で、日々進展している治療の一つです。
昔は歯が抜いてしまったら入れ歯を入れるというのが当たり前だったのですが、治療法や材料の進歩によって安心・安全なインプラント治療ができてくるようになりました。
歯がないことで諦めていたことができるようになったので、健康状態の回復にもつながります。
|インプラントと入れ歯の比較(メリット)
①食事がおいしい - 咬み心地が違う
入れ歯においてその機能は本来の歯の60%ほどといわれますが、インプラントは今までの歯と同じ状態で噛むことができるため色々な食事を楽しむことができます。
②体に優しい - 物を粉砕することで胃腸が荒れない
しっかりと噛むことができるのでものをしっかり小さくすることができるため、胃腸などにおける体への負担が少なくなります。
③もうなくさない - 取り外しがないため生活環境が変わる
入れ歯では取り外しが必要な為、旅行先などで紛失したりする可能性があります。
インプラントは歯と同じように歯ブラシでケアをするので、そのような心配はなくなります。
④話し方が変わる - 発音がよくなる
入れ歯でガタついていたり、動いてしまうのでサ行などが言いにくいのが特徴です。
インプラントは固定するので動く心配がないので話し方が変わり、よくおしゃべりができるようになります。
|インプラントの構造
インプラントは骨の中に埋める部分と被せ物にあたる部分とに分かれています。
人工的な根なのでさし歯と同じような構造になります。
インプラントはチタン製の部分が骨の中に埋まっています。
その上に土台となる支える部分をつけ、最後に被せ物を作っていきます。
骨とインプラントがしっかりついているかが大事になります。
|インプラントの検査
インプラントに限らず、検査は必要です。
インプラントを考えるにあたってレントゲンはもちろんですが、CTを撮り骨の密度や太さなど安全にインプラントができるかどうかの検査をします。
CTも当院にて撮ることができます。
様々な条件をクリアできるとインプラント治療が可能かどうかを再度ご相談を行うことになります。
|インプラント手術
①麻酔をして歯肉を切開します。
②骨に専用の器具で穴を開け、その中にインプラント体をいれていきます。
③縫合をして様子を見ます。
④2~3ヵ月後、骨とインプラントが結合するのを待ち、支えとなる土台を入れていきます。
⑤支えとなる土台の上に最終的な被せ物を作製していきます。