インフォメーション
血糖値が高いというのは糖尿病になりますが、台東区では40歳から75歳未満の区民の4人に1人が有病者または予備群であると推計されています。(区役所調べ)
子どもの数なども含めると非常に高い数値であるともいえますね。
そもそも糖尿病は血液中のブドウ糖の濃度が上がり下がらなくなってしまう病気です。
血糖値を下げる膵臓から出るインスリンというホルモン物質の量が不足したり、働きが悪くなることが原因とされています。
自己免疫が原因のⅠ型糖尿病と、過食や運動不足、ストレスなど生活習慣や遺伝などが原因のⅡ型糖尿病とがあります。
健康診断で空腹時血糖値やHbA1cの値で判断します。
空腹時血糖値 【正常~109mg/dl】
HbA1c 【正常~5.5%】
さて、なぜ糖尿病が歯科で関連があるかというと血糖値が高い方で歯科治療をしないでいると歯周病が進行してしまう可能性があるからです。
主に糖尿病で合併症と知られているのは目、腎臓、神経障害ですが、日常食事を行う歯のケアもしないと歯周病で歯がぐらつき食事のコントロールもできなくなります。
歯周病と糖尿病の関連性
①歯周病菌がインスリンの働きを妨げる物質を作る
②体の抵抗力が弱まるため感染しやすくなる。
③唾液分泌の低下
糖尿病が原因で場合によっては抜歯や歯科治療が困難になったり、治癒不全になったりもしますので、早めの受診を心がけましょう。
矯正治療とはどんなことでしょう?
どんな種類があるのか、費用はどれくらいなのか、痛くないのだろうか・・・
色々なことを考えますよね。
とくに気になるのがどのくらい綺麗な歯並びになるんだろう、と期待が膨らみます。
今まで矯正治療といえばブラケットという器具を歯の表面につけて行う矯正治療が一般的でした。
特徴としては確実に歯をひっぱったり、押したりできるので自由に移動がさせやすいという利点があります。
しかし、矯正後の歯並びがどんな感じなのかが全く分からないという欠点がありました。
見えない矯正として注目されているのがマウスピース矯正です。
種類がいくつかありますが、いずれもマウスピースなので他人から矯正治療していることを知られないという利点があります。
また、矯正治療後の状態がシミュレーションで分かるというのも大きな利点といえます。
(※イメージです)
治療後にどんな感じになるのかというのは誰でも気になりますよね。
ちょっとだけ歯を動かしたい人も検査をすればどこまで歯が動いてくれるのかが分かります。
費用は矯正治療でも数万円からできる矯正治療になりますので、ご相談ください。
本日・明日は雪の影響のため当院の周りは大変滑りやすくなっております。
ご来院される場合は足元にお気をつけてください。
1/22(月)~18:00までとなります。
1/23(火)は平常通りの診療予定です。
小児歯科治療や保育園の健診などで保護者のアンケートをもとによくある質問をあげてみました。
(0歳から3歳くらいまで)
Q.歯ブラシはいつから始めればいいの?
A.歯が生えてきたら歯ブラシデビューです。
歯が生える前からはじめはガーゼなどで口の中を触って練習しましょう。
口の中を触る練習を親もしないとなりません。
Q.虫歯のような黒い点があるんだけどこれは虫歯?
A.噛む面の溝に黒い線などができることがありますが、虫歯ではなく着色などの可能性もあります。
気づいたら早めに歯医者に受診しましょう。経過観察することもあれば治療が必要になる場合もあります。
Q.全然歯ブラシをしてくれない!何か対策はありますか?
A.無理やり抑えてやるのもいいですが、なにかごほうびをつけるのも推奨しています。
当院では家庭で虫歯にならないチョコレートを 歯ブラシのあとにあげたりすることで本人のやる気をアップさせたりしています。
また、2歳くらいからは保護者の方が一緒に自分の歯ブラシをすることでお手本にしたり、どっちがきれいになるか 競争したりできるようです。
Q.歯並びが悪い気がするんですが・・・?
A.乳歯のうちはすき間があいているいわゆるすきっ歯が理想です。最近では顎が小さいためすき間がなかったりして 歯と歯の間に食べものが詰まってしまったりする子供が増えています。
Q.(つづき)いつから矯正を考えればいいですか?
A.それは先生の考え方などによっても変わってきます。当院では0歳のころからフッ素塗布をしながら歯医者に慣れてもらうことを
目標にして経過を見てそれぞれのいいタイミング(3歳~)で矯正のご相談をしています。
気になった時が矯正をするタイミングでもあります。
歯だけではなくひとりひとりの呼吸や習癖(クセ)なども関係してきます。
Q.虫歯の治療が泣いてしまってできないのですがどうしたらいいですか?
A.当院では何回か練習を行い、それでも治療困難と判断した場合は大学病院を紹介しています。
大学病院と聞くと怖い感じがしますが、周りにも同じような子がいたり、治療法が確立されていますのでとても安心です。
また、特定の先生に御紹介いたしますので、情報の共有が早いのが特徴です。
治療後はメインテナンスを当院で行い、再度虫歯にならないようにしていくことが重要です。
※写真はイメージです。