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2015-06-08 22:55:00
|MERS(マーズ・中東呼吸器症候群)
MERS(マーズ・中東呼吸器症候群)が流行を見せています。
MERSは2012年に初感染が認められた感染症で、致死率は30%といわれています。
MERSとは一体何でしょうか?
■ MERS・・・肺・気管支などに症状が出るウイルス感染症。
【症状】
・発熱
・咳・息切れ
・寒気・頭痛
・かぜに間違えたり、重症化して死に至ることもある。(致死率30%)
・糖尿病、がんなどの慢性的な持病がある人では重症化しやすい。
・重症化すると肺炎や腎不全などになる。
【治療法】
・治療薬はまだない。
・症状ごとに対症療法を行う。
【感染経路】
・コロナウイルスと同様とされるが詳細な感染経路は不明。
・飛沫感染や接触感染で感染が広がるとされる。
・中東のラクダで人に感染している同種類のMERSコロナウイルスが検出されている。
・濃厚接触(患者と同居、医療機関での治療など)による。
・潜伏期間は3-13日で、とくに1週間くらいが多い。
【検査】
・血液検査
・抗体検査 など
【予防法】
・ワクチンや治療法は確立されていない。
・石鹸での手洗い
・食器やタオルの共有をしない。
・咳マスクをする。
【最新情報】
・ドイツでの報告によると検査段階でマウスによるMERSウイルスに対するワクチンの効果があった。
(当院における考え方も含まれます。外務省での更新情報を手に入れましょう。)