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2018-10-04 16:00:00
口臭の原因は歯周病などを引き起こす歯周病菌がお口の中で増殖して悪臭を出す症状です。
口の中がネバネバしたり、わずらわしかったりする場合も口腔内の環境が悪い可能性があります。
口臭はもちろん歯周病の罹患は様々な悪影響を及ぼします。
今話題になってる乳酸菌は善玉菌といって悪玉菌を抑えることにより体内の環境を良くしようとするものです。
もちろん口の中にも善玉菌は存在します。
ただ、非常に弱いものなのでほとんどが残りません。
「プロバイオティクス」という言葉をご存知でしょうか?
生物間の共生関係を意味する生態学的用語が起源です。
抗生剤は有害な菌と同時に有益な菌も殺してしまいますが、プロバイオティクスは元々体内にある有益な菌を積極的に増やして体の健康を守ろうとするものです。
有害な菌は除去できても有益な菌までも除去してしまうので、体の抵抗力が落ちてしまうのはやはり、抗菌剤全般の課題でもあります。
もちろん、口臭→乳酸菌摂取だけで治るわけではありません。
「口臭に乳酸菌」とはなかなか結びつきにくいものでしたが、当院では積極的に取り入れて口臭治療や歯周病治療にも使われます。