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2017-10-16 22:22:00
妊娠は生命を宿すとても素晴らしいことです。
しかし、妊娠中に歯が痛くなってしまい、「虫歯の治療をしておけばよかった!」と思う方も少なくありません。
妊娠中は歯の治療が可能なのでしょうか?
|妊娠前期
妊娠前期は流産などの可能性があるので、虫歯治療はできるだけ控えます。削るなどの痛みなどがストレスになる可能性もあるので対症療法を行います。
|妊娠中期
比較的安定期に入るとマタニティー歯科ともいわれ、大体の治療ができます。
むし歯の治療はもちろん、歯周病の治療や抜歯までこの時期行うことが多いです。
局所麻酔もこの時期には問題ないとされています。
とくに妊娠初期につわりなどがひどかった方は歯ブラシができないこともあるのでここで歯周病のケアも行います。
|妊娠後期
妊娠後期はできるだけ歯周病のケアのみで虫歯の治療は行いません。
体を休ませたり、出産に向けての準備に取り掛かります。
妊娠中はホルモンのバランスが崩れることで歯肉炎などが起こることがあるため、歯石取りなどは行っておくことが好ましいといえます。
出産してからはお子さまのお世話などで歯医者に行く暇がなくなるので、早めの受診を心がけましょう。
※いずれも歯の状態や環境などによって変わりますので、当院ではご相談の上決めることが多いです。