虫歯と遺伝について
虫歯は、歯の表面に付着した菌によって発生する歯の病気です。
虫歯は、一度発生してしまうと、自然に治ることはありません。
処置をしないままに放置してしまうと、ますます進行してしまい、最悪の場合は、歯を失うことになってしまうこともあります。
虫歯とは何かということはわかりましたが、なぜ虫歯が発生するのかということに注目してみましょう。
虫歯の原因は、口腔内に存在する「細菌」と、歯の表面に付着した「歯垢(プラーク)」です。
細菌が歯垢中に繁殖して、酸を分泌することで、歯周組織を侵食して虫歯を引き起こします。
ここで気になるのが、虫歯は遺伝によって引き起こされるのか?ということです。
虫歯の発生には、遺伝的要素も関与しているとされています。
つまり、親から受け継いだ遺伝子によって、虫歯のリスクが高まる可能性があるということです。
しかしながら、虫歯の発症には遺伝だけが原因というわけではありません。
虫歯が発生するためには、細菌の活動や歯垢の付着、歯磨きの不十分さ、食生活の悪化など、多くの要因が絡み合っていることが明らかにされています。
したがって、虫歯のリスクが高まっている人は、それを改善することができます。
例えば、口腔内の清潔さを保ち、歯垢・細菌の付着を防止するために、歯磨き・うがいを徹底するよう心がけることが重要です。
また、糖分や酸味の強い飲食物を避け、バランスのとれた食生活を心がけることも必要です。
遺伝によって虫歯のリスクが高まることは間違いありませんが、それによって虫歯が発生するとは限りません。
口腔の健康を保つために、日々のケアを怠らず、健康的な生活習慣を心がけることが大切です。
【※小さな穴があるところは虫歯が小さくプラスチックで治せた症例】
虫歯は3ヶ月もあれば大きく進行してしまうこともあれば、3年たっても進行しない場合があります。
それぞれ個人差もありますが自分の状態をよく知っておくことが大切です。
定期的な検査をすることにより大きく削ることなく治すことも可能な場合もあるので気になる歯がある方はお気軽にご相談ください。
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