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キシリトール

 キシリトールは本当に虫歯予防の効果があるのか?
キシリトールは甘味料として使われて、なおかつ虫歯予防になるとされています。

甘味料なのに、はたして本当に虫歯予防の効果があるのでしょうか。

 キシリトールとは???

そもそもキシリトールとは何でしょう。
キシリトールは甘味料の分類では糖質系甘味料に属する「糖アルコール」と呼ばれる分類のひとつです。これは自然界にも存在する甘味料なので安全と言われています。
他の糖アルコールはデンプンから作られますが、キシリトールはシラカバなどの樹木からとられるキシランから製造されます。
砂糖と同じ甘さを持ち、溶解時に熱を吸収するので、口の中で清涼感が得られます。

 キシリトールの特徴 

  • 低カロリー
  • 酸ができにくい
  • 殺菌作用
  • 健康的
  • 清涼感

 むし歯できる過程

歯の表面や間に生息する菌は、糖を分解して歯垢(プラーク)を作り出します。
 ↓
プラークは菌を繁殖させ、糖を発酵して乳酸を含む種々の酸を生成します。
 ↓ 
高濃度の酸と接触した歯のエナメル質は腐食され、穴があきます。
これが虫歯です。

 キシリトールのむし歯抑制

  • 酸の産生がほとんどない。
  • むし歯になるミュータンス菌の代謝を阻害する。
  • すでにフィンランドで1900年代に報告がされている。

 糖尿病にもよい

  • スクロースに比べて吸収が遅い。
  • また、カロリーが4倍低いため血糖値の急上昇を引き起こさないとされている。